日本酒検定2級 過去問分析4

日本酒検定

過去問分析3に続き、2020年の過去問から問31~40の内容を確認していきます。

 

問31 4斗は何ℓを指すか

1. 36ℓ 2. 72ℓ 3. 144ℓ 4. 180ℓ

・1斗は18ℓ
・18ℓ×4=72ℓ

正解は2. 72ℓ

 

問32 「花冷え」とは何℃を指すか

1. 5℃ 2. 10℃ 3. 15℃ 4. 20℃

・温度提供には表現がある、20~25℃を常温として
・5℃は雪冷え
・10℃は花冷え
・15℃は涼しい冷えと呼ばれる

正解は2. 10℃

 

問33 「日向燗」とは何℃を指すか

1. 30℃ 2. 35℃ 3. 40℃ 4. 45℃

・温度提供には表現がある、20~25℃を常温として
・30℃は日向燗
・35℃は人肌燗
・40℃はぬる燗
・45℃は上燗と呼ばれる

正解は1. 30℃

  

問34 冷やすことで「テクスチャー」はどのように感じられるか

1.引き締まって感じられる 2.まろやかに感じられる
3.締りなく感じられる   4.軽やかに感じられる

・日本酒を冷やすことによるメリットは、香味が爽やかに感じられる、テクスチャーが引き締まる
・日本酒を冷やすことによるデメリットは、香りが立ちにくくなる、苦味が突出しやすい、甘みや旨味が感じにくくなる

正解は1.引き締まって感じられる

 

問35 冷やすことで「甘味」はどのように感じられるか

1.引き締まって感じられる 2.まろやかに感じられる
3.締りなく感じられる   4.軽やかに感じられる

・甘みについて日本酒を冷やすことによるメリットは軽やかに感じられる
・甘みについて日本酒を冷やすことによるデメリットは甘みそのものを感じにくくなる

正解は4.軽やかに感じられる

 

問36 粘土を原料とし、釉薬を使用した陶器の代表はどれか

1.備前焼 2.唐津焼 3.九谷焼 4. 鳴子漆器

・粘土を原料とし、釉薬を使用した陶器は唐津焼、萩焼など
・備前焼など長石などを含む粘土を使い釉薬を使用せず高温で焼き上げたものを炻器、焼締とよぶ
・陶石と呼ばれる石の粉と粘土を原料とした酒器は磁器と呼ばれ、有田焼、九谷焼など
・漆器は漆を塗り重ねた木製酒器

正解は2.唐津焼

 

問37 木製酒器の説明で間違っているものはどれか

1.吸水性がある 2.軽い 3.木の香りがする 4.縁(リム)の部分が薄いこと

・木製酒器は、軽いこと、吸水性があること、素材の香りを感じさせる、質感が柔らかい、温かみのある印象を与えるなどの特徴がある
・ガラス製酒器は、中が見える、吸水性が無い、質感が非常に硬い、大中小と様々なサイズがある、縁(リム)が非常に薄いものがあるなどの特徴がある

正解は4.縁(リム)の部分が薄いこと

 

問38 ガラス製酒器の説明で間違っているものはどれか

1.熱伝導に優れる 2.吸水性がない 3.様々なサイズがある 4.質感が非常に硬い

・ガラス製酒器は、中が見える、吸水性が無い、質感が非常に硬い、大中小と様々なサイズがある、縁(リム)が非常に薄いものがあるなどの特徴がある
・金属製酒器は、重量感がある、熱伝導に優れる、腐食が少ない、涼しげまたは冷たい印象を与える、非常に高価なことなどの特徴がある

正解は1.熱伝導に優れる

 

問39 燗酒の熱で柔らかくなったら食せる酒器はどれか

1.烏賊徳利 2.鳩徳利 3.鮎徳利 4.米徳利

・烏賊徳利は干したイカで作られ、燗酒の熱で柔らかくなったら食すことが出来る
・囲炉裏の熱灰を利用して温める「鳩徳利」は炭の遠赤外線効果で非常にまろやかな飲み口の燗に仕上がると古来より重宝されたもの

正解は1.烏賊徳利

 

問40 「栃木県」を代表する郷土料理はどれか

1.しそ巻き、だし、むき蕎麦     2.しもつかれ、湯葉料理、ちたけ蕎麦
3.鱒寿司、イカの黒作り、白海老料理 4.クエ鍋、めはり寿司、さんま寿司

・しそ巻き、だし、むき蕎麦は山形県の郷土料理
・しもつかれ、湯葉料理、ちたけ蕎麦は栃木県の郷土料理
・鱒寿司、イカの黒作り、白海老料理は富山県の郷土料理
・クエ鍋、めはり寿司、さんま寿司は和歌山県の郷土料理

正解は2.しもつかれ、湯葉料理、ちたけ蕎麦

 

以上で過去問分析4は終了です。次回は過去問分析5を予定しています。2020年の過去問から、問41~50の内容を確認していきますのでよろしくお願いします。

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