【リモコン故障】効果的な修理方法とは?!

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家のテレビリモコンなんですが、数日前からボタンの調子が悪いというか、押しても反応しないボタンがいくつかでてきました。クラリネットの歌のように、「ドとミとソの音が出ない」じゃないのですが、チャンネルの上のボタン、決定ボタン、そして4チャンネルのボタンがめったなことでは反応しなくなりました。

さて、どうするか・・・ネットの記事を検索して、いくつかやってみましたので、その結果を記録として残します。ちなみに、ボクは電気機器に強いということは全くなく、工作もあまり得意なほうではない一般人ですので、その辺も踏まえて参考にしていただければと思います。

ちなみに調子の悪くなったリモコンはこんなやつです。パナソニックのブルーレイなのかな?録画機能のあるDVDプレイヤーと兼用のやつです。たかがリモコンのボタン故障なのですが、これが実際になってみると、すごく、ストレスを感じるイヤーなものでした。

その1 分解

まずは分解です。このリモコンの場合ですが、電池ケースを外すと小さいプラスのねじ2本で止められていました。ねじはメガネ用のドライバーで簡単に取り外すことができ、上下のケースも2つに分解できそうだったので、マイナスドライバーを隙間に差しこんで、軽く外していくことで2つに別れます。その間に電子基板が入っており、写真のように、「電子基板」「ボタン部分(上板)」「底板」の3つに分解することができました。

多くのリモコンは似たようなというか、複雑な構造ではなさそうです。どのように組み立てられているのかを確認しながら作業をすれば、大抵のリモコンは素人でも簡単に分解できるのではないかと思います。

その2 汚れを取る

ネットなどでは「洗浄液で拭く」という方法がありましたが、洗浄液(エタノールが主成分のようです)がありません。とりあえず、綿棒で電子基板を軽くこすってみると綿棒が結構黒くなりました。思いのほか汚れているようなので、電子基板とボタンの裏側をそれぞれ軽くこすってみました。綿棒はかなり黒くなったので効果がでるかもしれません。

結果ですが、残念ながら効果なしです・・・。洗浄液を使用すれば結果は違ったかもしれませんが、綿棒でから拭きして汚れを取ったくらいでは復活することはありませんでした。

その3 電子基板を鉛筆で塗る

「問題のボタン部分の電子基板を鉛筆で塗ると導電性が復活し接触がよくなり復活する」という方法もあるようです。問題の部分は、チャンネルの上、決定ボタン、4チャンネルなので、電子基板上でその部分に該当するところを鉛筆でカリカリとやってみます。

結果ですが、残念ながら効果なしです・・・やっぱりね(笑)電子基板にアルミテープを貼って接触を良くする という方法もあるようですが、アルミテープってなんだかわからないし、難しそうなのでこの方法は却下です。

その4 新品を買う

あれこれやるくらいなら「買った方が早い」というご意見も結構みられました。まあそうだよな・・・とamazonで同じ型のリモコンを検索します。おお、あったあった。

結果ですが、グッ・・・純正品は5000円弱もするのか・・・ちょっとお高いというか、もう少しがんばってみようという気になりました。お金がかかるとなるとなんかやる気がでますよね。効果アリです(笑)

その5 丸洗い

次の作戦は丸洗いにしました。丸洗いを推奨している記事ははあまりありませんでしたが、ここまでの失敗によりこれでダメなら新品購入もやむなしという気分になりましたのでいざ決行です。

洗面所で洗剤などはつけずに流水でじゃぶじゃぶ洗います。底板をじゃぶじゃぶ・・・、電子基板をじゃぶじゃぶ・・・、ボタン部分をじゃぶじゃぶ・・・、傷はつけたくないので指で軽く流す感じで流水をぶっかけます。わずか1~2分洗浄作業は完了です。

電子機器なので、水気は完全に乾かさないといけないと思い、ここからやや慎重に乾かしました。まず、タオルでかるく拭き取って部屋において1時間ほど乾かします。底板と電子基板はほぼ乾きましたが、ボタン部分は細かい凹凸や隙間があるのでなかなか乾きません。

そこで、ベランダで陰干しすることにしました。この日は日中35℃近い猛暑だったので15分ほどですっかり乾きました。高温もボタン部分の合成樹脂が傷みそうなので、できればもう少し涼しいところで乾かすほうが良さそうだとは思います。さて、組み立ててボタンの効きを確認します・・・

結果ですが・・・ おおおおおー、見事復活です!全てのボタンが元通りになおりました。

リモコンの故障は水洗いで解決!基盤やボタン部分を傷つけないことと、きっちり乾燥させることがポイントだと思います。みなさんの参考になれば幸いですが、「たまたま治った」ということもあるかもしれませんので、結果については自己責任でお願いします。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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